お掃除用洗剤にはどのような種類があるのでしょうか?

お掃除するにあたって洗剤を使うということは、落としたい汚れがあるはずです。
その汚れに対応した洗剤を使うことによって、最大の効果を導きだせるはずだと思います。
もし、ピンポイントでその汚れに対応した洗剤を選ぶことに成功し、よい結果が得られたのなら、それは金銭的にも労働力的にも、ましてや環境的にもエコなことだと言えるでしょう。

いままで、そんなこと考えてもいなかった、と、なんて言う人がいらっしゃったのなら、私もやりがいがあるというものですね。
必ず役立つ知識ですので、是非読んでみてください。

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お掃除用洗剤の種類・アルカリ洗剤編。

アルカリ洗剤

やはり、もっともポピュラーなのがマイペットやマジックリンなのではないかと思います。
たぶんマジックリンを知らない大人はいないのではないかと。

マジックリン
アルカリ洗剤の性質

普通、洗剤といえばアルカリ~弱アルカリ洗剤のことをいいます。市販されているものはだいたいこの位置づけでしょう。
アルカリ度(PH値)が大きいほど強力であると考えられます。ちなみにPHは1~15までの値があり、7で中性、1が酸性、15がアルカリ性というふうになっております。
これは小学校の理科の授業を思い出しますね。リトマス試験紙とか。
あの時代の勉強が今役立っているわけなんですよね(笑)
ちなみにアルカリ性ということはNaOHという化学式で表す水酸化ナトリウムという物質がはいっているということです。
特に知っていてもあまり役立ちはしないですが、たまに洗剤のラベルの成分表に書かれていたりしますので。
アルカリ性の高い強い洗剤はこの水酸化ナトリウムの濃度が高いということが言えると思います。

あの重曹を水で溶いたものはPH8位でしょうか。弱アルカリ性ですね。
緑のマジックリンはアルカリ性で、マイペットになると少しマイルドになって弱アルカリ性です。

マイペット


また、ペットボトルでコンビニなどで売られている「アルカリイオン水」ですが、あれはPH9~PH10くらいっていいますので、弱アルカリ~アルカリ性だということができるでしょう。
アルカリイオン水は胃酸過多にいいと言いますが、それは重曹も同じでちょっと重曹をなめておけば、アルカリイオン水を飲むのと同じような効果があります。

お掃除用のアルカリ水はアルカリ電解水とかいう名称で販売されていることが多いのですが、これはもっとアルカリ度が高くPH11~PH12位だと思います。

アルカリ電解水


アルカリ電解水は、精製コストがかなり安いみたいでなかなか買おうとは思わないのですが、高いアルカリ度から言いますと、かなりの洗浄効果が期待できますね。
ただ、界面活性剤を使ってないからエコでいいだろう反面、個人的な意見なのですが、界面活性剤を使っていないがために、汚れが対象物から離れにくい、または離れても気を許しているとすぐにまた汚れがくっついてしまうのではないかということが考えられます。ちょっと使いにくいイメージです。

お掃除屋さんがよく使う定番のアルカリ洗剤もPH11.7だということですし、私もこのアルカリ洗剤を使っていますが、それでもかなり強いと思いますので、アルカリ電解水を使う際には注意して使うように心がけておいてください。

アルカリ洗剤の用途
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アルカリ洗剤は一般的なものだけあって、様々な汚れに対応できますが、特に得意だとされて重宝されるのはやはり油汚れに対して効果的だということからでしょう。
例えば、玄関ドアの手垢が目立ってきてその汚れを落とすのには、やはりアルカリ洗剤が効果的だと思いますし、みなさんも何気にアルカリ洗剤を使っていることだと思います。
また、外壁が少しすすけてきたのできれいにしたいと思ったなら、それもアルカリ洗剤で掃除するのが合っていますね。
ですが、一番その効力を発揮できるのは、家庭のキッチン回り、ガス台やレンジフードあたりだと思います。

レンジフード、シロッコファン


それらの汚れには、ポピュラーですが緑のマジックリンやワイドマジックリンを使ってみるといいと思います。
実はこの二つは効力の強い弱いということではなく、成分かなり違っているようです。
成分を調べたところ、ワイドマジックリンには過炭酸ナトリウムという酸素系の漂白剤(シュワシュワなやつ)が入っていますし、五徳や魚焼きグリルの網などの焦げ付きを漬けこみで除去するような洗剤だと思います。
セスキ炭酸ソーダよりもアルカリ度が高い炭酸塩やアルカノイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウムという漂白活性化剤(界面活性剤)などが含まれており、はっきり言って私にはそれがどのように作用するかわからないのですが(笑)、緑のマジックリンとは違ったアプローチの洗剤だと言えるでしょう。

アルカリ洗剤を使う時の注意点

弱アルカリ性洗剤くらいなら素手で触ってもそれほど手荒れはしないと思われますが、皮膚の弱い人や敏感な人は炊事用のゴム手袋出もいいと思いますので着用して使用するほうがいいですね。
また、アルカリ洗剤には油汚れを落とすための強力な洗剤もあり、花王から発売されているパワークリーナーや、シー・バイ・エス(C×S)のブレイクアップなどが、ホームセンターなどで売られていることがあります。
これらは、かなり危険な洗剤で、一般の方の使用は控えたほうがいいと思われます。その保管方法も注意をしなければいけませんし。
この洗剤良く汚れが落ちるから、と、コーヒーなどのキャップができるアルミ缶に小分けして持ち帰っていたところ、電車の中でそのアルミ缶が洗剤と反応して内部でガスが発生して膨張、そして破裂するという事件が起きたことを思い出します。
ちょっと使ってうまくいって「大丈夫だよ、こんなの」と思ったとしても、危険は意外なところに隠れているものですね。

また、強いアルカリ洗剤は素手で触ると火傷をしますし、古い塗装が剥がれたり、木に染みこむと黒く焼けたようになり、元の色調に戻らないことがあります。
使うことはないかと思いますが、補足情報として書いておきました。

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お掃除番管理人からひと言

お掃除するのに一つだけ洗剤を選ぶとしたらアルカリ洗剤ですかね。
アルカリ洗剤の親玉と言ったら、石鹸作りでおなじみの苛性ソーダでしょうね。
ちなみにソーダとは炭酸ナトリウムのことを言うらしいです。

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